Gamma ヒストリー


第六章「ルード統一構想」


2001年5月20日 デルフィンアリーナ


Gammaとカルトが初代大阪プロレスタッグ王者に輝いて一夜

この日の相手はS・デルフィン&高井憲悟

Gamma組はベルトを持って入場

試合の方は格の違いを見せつける内容だった




デルフィンくん。ここはなデルフィンアリーナって言うんだぞ。オマエ今日何したんだ?
今日
もう一試合やれ!デメキン!オマエ今日サボッてんだろ!?サボってる場合じゃねーぞ!
お前のお兄ちゃんとまとめてやってやっから、かかって来い!

Gammaの執拗な挑発にデルフィンのセコンドについていたデメキンがキレた

急遽、特別タッグマッチが開始

特別タッグマッチ60分1本勝負

S・デルフィン&S・デメキン VS 大王QUALLT&Gamma

しかし、デメキンの奮闘も空しく最後はガンマスラッシュの前に沈む








大阪プロレスはな!初代タッグチャンピオンのGammaがこれから、

大阪プロレスを仕切る!俺が大阪プロレスを動かす!

6月2日から新しいプロジェクト始めるからよ!楽しみにしとけよ!


2001年5月29日 デルフィンアリーナ

「REAL OSAKA LIVE!!」タッグマッチ60分1本勝負

ツバサ&B・バファロー VS 大王QUALLT&Gamma





相手が誰だろうと初代大阪プロレスタッグチャンピオンとして負けるわけにはいかない

このインフィニティとの試合も壮絶な闘いとなったが最後は粘るバファローをマットに沈めた

そして、この試合を最後にカルトが療養のため長期欠場に入る

2001年6月2日 デルフィンアリーナ


いよいよGammaのプロジェクトが動き出す

バファローの試合後、フランソワーズと共に入場




君達にいい話しがあるんだよ。俺のプロジェクトはな、ルードの最強軍団を作ることだ
お前ら二人とな、俺とカルト。この4人が組んだら面白いことになるぞ。そう思わねーか!?


Gammaの唐突な発言に一瞬戸惑いを見せたインフィニティだったが、それに対しバファローは・・・
ここまで頭の悪いやつだとは思わなかった。大阪プロレスではなテメーと俺達がつるむことだけはあってはならない
俺達を見くびるなよ。俺達はなテメーに差をつけられたとはなみじんにも思っちゃいねーんだ。目障りだ。どけ。以上!
ツバサ!バファロー!オレはな!必ずこのプロジェクトを成功させる!
オマエら二人もな大阪のシングルのベルトもな、必ず手に入れて見せるぞ!
このプロジェクトが成功した時は大阪プロレスは俺のものになるんだよ。楽しみにしとけよ!

Gammaのプロジェクトとはルードを統一させ悪の帝国を築き上げること

そして、大阪プロレスを自分の思うように動かすことだ

そのためには、インフィニティの協力が不可欠

どんな手を使ってでもこのプロジェクトを成功させるつもりだ


2001年6月9日 デルフィンアリーナ


オープニングでのバファローのマイク

先日、俺達の控え室で何があったのかお前達に説明しよう
過去に俺とGammaの間にはひともんちゃくあった
ようするにそれは俺とGammaがつるむことはありえない
だがな、それをだな過去のその遺恨を
金で解決してくれと言ってきやがった
火に油をそそぐとはこういうことだ。いいか。俺達は金では動かねぇ!そういうことだ。以上!


この日の第一試合

・タッグマッチ60分1本勝負

S・デルフィン&橘隆志 VS ツバサ&B・バファロー


選手の入場中にGammaが乱入


  



イスでデルフィンをボコボコに

そこへやってきたバファローと睨みあい

そのままゴングが鳴り響く。Gammaはそのまま退場

試合の方はインフィニティが制した

試合後、バファローはGammaに俺達の周りをウロチョロするなと宣告

そして、デルフィンの怒りの矛先はGammaへ。場外で大乱闘






セコンド陣が二人を分けるがデルフィンの怒りはおさまらない

ガンマー!24日、タイトルマッチ完全決着するからな!それでお前とは終わりじゃ!



俺はGammaとバファロー、そんなのどうでもええ。俺はGammaだけは許さん!

いつもいつも試合壊しやがって。次のタイトルマッチであいつは終わりや!

あいつは二度とタイトルは組まん。それで終わりや。アイツは



一方Gammaは・・・

今日は別にツバサとバファローを助けたわけじゃないからな

24日のタイトルマッチにむけて、デルフィンにご挨拶をしたまでだ。あれで多少はやる気になったんじゃないの?アイツも

あと俺のプロジェクトはもう動いてるから。アイツらは絶対逃げられないよ。楽しみにしとけよ



2001年6月16日 デルフィンアリーナ


皆に報告がある。俺達はGammaの気持ちを受け取ってしまった。Gamma、しっかり中身に目を通させてもらった
お前が何も考えずに俺達の周りをチョロチョロしてたわけじゃねぇってことはよーくわかった
テメェの団体のルードとしてちゃんと物事を考えてたんだってことがよーくわかった
俺達インフィニティに対してある程度、リスペクトを起こした。俺達の力を必要してしていることもよーくわかった
だがな、残念なことに俺達はお前の力は必要としていない
俺達がやらなきゃならないことはな、お前が持つタッグベルトを獲ることだ
仮に、お前の言うルード統一構想が100歩譲って俺達が同じルードとして表明したとしよう
だがやはり、
お前とは組めないこれが俺達の答えだ。以上!

待てよ。オマエらそれでもルードなのかよ。客にな、ちやほやされてな!それでいいのか!?
おい。どうなんだよ!?ツバサ!バファロー!どうなんだよ。俺は諦めたわけじゃねーぞ!
俺のプロジェクトは必ず成功させる!オマエら二人と大阪のシングルのベルト!
必ず両方手に入れてやる!覚えとけ!





この日のメインは正規軍対決

試合後、デルフィンが高井の健闘を称えてると、そこへGamma登場

おいおいおい、いやぁ気持ちがいいね〜正規軍対決はなァ!
デルフィンさん!俺のプロジェクトではな、来週のマザーホール、スペルデルフィンはGammaに負けることになってんだよ!
来週、俺はシングルとタッグの二冠王になるからよ。お前ら観に来いよ!楽しみにしとけ!
デルフィン!俺にはな、ここにいるフランソワーズとな、あと俺のパートナー
大王カルトがいることを忘れんなよ!!

おいGamma!お前なんかな!5分じゃ!5分で沈めてやる!それでお前とはもう終わりや!



2001年6月24日 マザーホール

「大阪プロレス選手権試合」 時間無制限1本勝負

(王者)S・デルフィン VS (挑戦者)Gamma

ついにこの日が来た

S・デルフィンとGammaの大阪プロレス選手権

昨年12月以来の一騎打ちとなる

必ずベルトを取ると宣言したGamma。5分で沈めると公約したデルフィン

デルフィンの奇襲攻撃で試合開始

素早い攻撃でGammaを追い詰める

公約どおり5分で決着をつけるつもりだ

しかし、そう簡単にはいかない。


 


お互い激しい攻防が続く中、10分経過後、会場に異変が起こる

花道に欠場中の
大王カルが姿を現したのである







それに気づいたレフェリーがカルトの元へ行き、花道を降りるように激しく注意

その間に反対側からリングにブラックバファローが侵入

油断していたデルフィンに一撃







隙を突かれたデルフィンは完全にダウン

そして、大王カルトがフードを取ると、中から現れたのはカルトではなく・・・


ツバサだった・・・






最後はカルトの必殺技でもある、チョークスラムからガンマスラッシュにつなぎ、デルフィンから3カウント






まさかのインフィニティとの合体

衝撃の結末となった



おい!オマエらこういうことだよ!だから言ったろ?
大阪プロレスのベルトもツバサもブラックバファローも俺のものになるってなァ!
これで俺のプロジェクト完成だよ!バーカ!








決裂したと思われたいたGammaとインフィニティの合体

両者の間に何があったのか!?

しかし、これでGammaはシングルとタッグのベルトを総ナメ

さらに、ツバサ&バファローという強力な仲間を得ることもできた

Gammaの「ルード統一構想」はここに完結


(Gamma 11分3秒 ガンマスラッシュ スペル・デルフィン)

*スペル・デルフィンが三度目の防衛に失敗。Gammaが第4代王者となる




第七章へ続く・・・





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