第十九章「新たなる出発」
スペルデルフィンが一線を退き、大阪プロレス第二章がここに始まる
先日の大阪城ホールで村浜、ライガーと握手を交わしたGamma
これがGammaが出した答えだったのか
今日の試合で全てが明らかとなる
2003年2月11日 デルフィンアリーナ |
おい!お前ら、やっぱりグルやったんやな! 弱いもんは何人組んでも一緒やぞ! |
ちょっと聞いてくれぃ!村浜!スペルデルフィンが一線を退く?どーだっていいんだよ てめぇが正規軍の次の後継者?そんなのもどーでもいいんだよ だけどな、三か月、てめぇと一緒にやってきて、 てめぇが大阪プロのことを真剣に考えてるってことは俺たちにキッチリ伝わってきてるんだ 俺たちが大阪プロのことを真剣に考えてることも逆にてめぇにも伝わってるはずだ だからこそ、一つ忠告にきた |
あのやろーは信用するな |
俺はな、コイツとはひと悶着どころじゃない騒ぎがあったんだよ 何回も煮え湯を飲まされてるんだよ 言っとくぞ、てめぇがどんな正規軍を作っていくのかは見させてもらう だがな、このやろーは信用するな 以上〜 |
Gamma、信用するとか信用しないとか、そういう問題じゃない 俺とお前が、大阪プロレスをもっともっと盛り上げて、俺らの熱い試合を見てもらう それで俺と組んだんやないか?そうやろ? 俺は来週、違った形で大阪プロレスをアピールするために東京で試合してくるけど、 来週、俺がいない間、悪いけど、あいつらとインフィニティと一回組んでくれんか? |
おい、村浜!確かに俺はお前の考えに賛同したわけだが、 ツバサだ?バファローだ?あいつら二人と組むのはちょっと考えさせてくれ! |